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ソシャゲ関連業績推移まとめ② (コロプラ/Klab/mixi/エイチーム)

前回は下図ランキング推移からガンホー/グリー/サイバーA/DeNAをピックアップしましたが、今回は売り上げ二番手にあがって来るグループ、コロプラ/Klab/mixi/エイチームを見ていこうと思います。
ランキング推移の算出に関しては過去記事:アプリランキングから見たソシャゲ関連銘柄まとめ を参照下さい。
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前回記事:
ソシャゲ関連業績推移まとめ① (ガンホー/グリー/サイバーA/DeNA)

アプリランキングから見たソシャゲ関連銘柄まとめ
関連記事:
ソーシャルゲーム関連テーマ銘柄まとめ 前半
ソーシャルゲーム関連テーマ銘柄まとめ 後半

コロプラ・Klab・mixi・エイチーム

まずは売り上げ高比較です。
コロプラmixiKlabエイチーム売り上げ推移

*各社3月期決算ベースに合わせています。

2012年までは団子状態でしたが2013年度に入り、コロプラが飛び抜けてきました。第二のガンホーへの期待の声もちらほらあがっていますね。それに続くのがKlab,エイチーム。低迷しているmixiといった所でしょうか。

つづいて営業利益を見てみましょう。
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利益比較をしてみてここまで風景が変わるとは意外でした。コロプラは非常に順調ですが他社に関しては赤字体質になってしまっています。エイチームは3Qの発表がまだなされていませんが2Qで若干足踏みしている様にも見えます。

中身を個別に見ていきます。

コロプラ

今期上方修正し、絶好調です。
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*四半期決算資料より抜粋

決算資料には「地道が近道」の文字。売り上げ貢献が大きかったのは「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」(リンク先にてランキングの推移が確認出来ます)。2000万ダウンロードという驚異的な数字を叩きだしており、上位3位以内に張り付いているのが確認出来ます。

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セグメントの状況です。コロプラはほぼ100%ネイティブアプリの企業です。KDDIと提携した位置情報解析事業がある様ですが収益には結びついていない様子です。位置情報解析事業の今後の計画がよくわかりません。今後の成長事業をいかに伸ばせるかが安定した企業となれるかの鍵となりそうです。

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ガンホーとコロプラのアプリ売り上げ推移を比較してみました。パズドラはやっぱり圧倒的なんだろうなと思って比較してみたのですが、驚きの結果になりました。

現段階でパズドラ2400万ダウンロードに対し、「黒猫のウィズ」2000万ダウンロード。もしかすると「パズドラ越え」があるかもしれませんね。他主力アプリの「軍勢RPG 蒼の三国志」は好調な滑り出しを切っています。「プロ野球プライド」に関しては堅調にDL数を伸ばしています。この3つのアプリに対してTVCMを行っており、効果を上げているとしています。

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TV広告が成功に結びついている様です。昨今の傾向としてはTVの視聴率は大幅に減少していることが話題になっている中で、TVを視聴する若年層とスマホゲームをする年齢層には重複する所があるのかもしれません。マーケティングを上手く活用できているのですかね。かくいう私もTVは殆ど見なくなってしまいました。

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営業利益比較でみるとガンホーにはまだ遠い様に見えますが、「黒猫のウィズ」の急激な伸び、TVCMを効果的に用いたマーケティング戦略で第二のガンホーは夢ではないと思います。ポートフォリオにいわゆる「ファンタジスタ銘柄」として組み込むのも面白いかもしれませんね。

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少し話しがそれてしまいますが、この資料は私にとってはかなり衝撃でした。上図における折れ線グラフARPQUは何を表しているのかと思い、注記を見てみるとARPQUとは売り上げ高をユーザー数で割ったものだそうです。私の解釈が間違っていれば指摘いただきたいのですが、平均で¥2,362課金すると理解しました。ゲームを実際にプレイするまでには至っていない私が想像で述べるのはよくないかもしれませんが、スマホの無料ゲームにこんなに課金するものなんでしょうか。。
ちなみに棒グラフで示されているのは、QAU:Quarterly Active Users(当該四半期に一度でもアプリを立ち上げたユーザ)のことだそうです。ユーザー数が四半期ベースで80%の成長率となっていることが読み取れます。驚異的な数字ですね。

Klab

負のループにはまってしまっている様です。。
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*四半期決算資料より抜粋

業績は2012比較で増収減益へ。赤字体質に陥ってしまっています。

Klabkessan2
原因は新作ヒットタイトルが出ていない点です。また、人員を削減した事が響いているのでしょうか、新作リリースが遅れてしまっている事も減益理由として上げられています。減益により人員削減→新作リリース出来ず→減益が加速の負のループが始まりかけています。

klabkessa1
赤字体質からの脱出戦略として、低収益タイトルからの撤退。また、人員の削減・役員報酬の減額などの措置をとる様です。人員削減によるリソース不足をタイトルを減らし、高収益事業へリソースを集中する戦略です。

Klabのヒットタイトルとしては「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」があげられます、2013年はこの「ラブライブ!」がヒットした事により、株価は急進しましたが劇的な業績改善までは至りませんでした。韓国のNHNエンターテインメントと1月28日に業務提携したことを発表し、春頃韓国販売開始を予定していますがまずは現状の赤字体質を脱出するコスト削減が急務となるでしょう。

*四半期決算資料より抜粋

mixi

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赤字体質から脱却通期予想を上方修正を行いました。3Qはまだ赤字ですが4Qから営業黒字へ転換する見込みです。

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昨年末に株価は急進しましたが、その要因がスマホゲームアプリ「モンスターストライク」がヒットした事にあります。2014/3月にはTVCMを開始予定、これがうまくプロモーションに繋がればコロプラに追随出来る可能性も出てくるでしょう。

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mixiは元々SNSとして出発しましたがtwitter・Facebookなどの海外SNSに押されており、広告売り上げは大幅に減少、昨今のスマートフォン移行の流れにも追従出来ず、2013年8月には上場来初の赤字へと転落してしまっていました。

mixi4
SNS上でプレイ可能なブラウザゲームを幾つかヒットさせ課金で収益を上げるビジネスモデルで粘りを見せていましたが、ブラウザゲームの方の減益傾向に未だ歯止めをかけるまでには至っていません。
今後の業績は現状では「モンスターストライク」の継続的な収益化による所になりそうです。他事業の大幅な改善戦略を出し切れていない様に見えますので、投資対象としては現状魅力があまり無いのかなと。

エイチーム

Ateam1
最新発表では四半期は減益基調。エイチームはソーシャルゲームだけを手がける企業ではなく、ライフスタイルサポート事業とソーシャルゲーム事業の2本柱で成り立っている企業となっています。
エンターテイメント事業:ソーシャルゲーム
ライフスタイルサポート事業:ブライダル関連や引っ越し支援サイト運営等
ソーシャルゲーム事業としては昨年より減益、ライフスタイルサポート事業が増収基調となり結果的に横ばいとなっています。

Ateam2
エンターテイメント事業としては減収が続いておりますが、新作タイトル「レギオンウォー」の売り上げ本格寄与が第二四半期以降となるそうです。その新作タイトルのランキング推移を見てみましょう。

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上記はエイチームが出しているタイトルのランキング推移となります。「ダービーインパクト」は堅調に推移している様ですが、肝心の新作タイトル「レギオンウォー」はランキング100位近辺を行ったり来たり低迷していますね。第ニ四半期にこのゲームの爆発的な売り上げ増には期待出来そうありません。決算資料を見てみますと本ゲームは11/22時点で月商1億円規模にはなっているようですので次回決算では+3億円程度は増収を見込んでも良いかもしれません。ただし、今回決算では広告費が膨らみ、減益傾向となっておりますので引き続き広告費が膨らんでいるかどうかが次回決算での焦点になりそうです。

Ateam4
今後の戦略としては引き続きネイティブ系の開発に力を入れる方針です。
材料としてはLINEを運営するNHNエンターテインメントと業務提携が発表された点です。LINEの提供するゲームプラットフォームへタイトルを提供する予定となっています。これがどのように今後業績に影響するのかは今の所読めませんが悪材料ではないのは間違いないでしょう。
関連:LINE関連テーマ銘柄まとめ

次にライフスタイルサポート事業を見てみましょう。
Ateam5
特殊な事業ではありませんが堅調な推移となっている様です。引っ越し業者比較・車の下取り比較・ブライダル系情報サイトなどサイト運営となっています。これらは地道に継続する事が信用に繋がり、集客にも繋がってくる事業でしょうから安定していると言えるかもしれません。

Ateam6
企業戦略としては安定しているライフスタイルサポート事業を堅調に成長させながら、変動の激しいソーシャルゲーム市場に挑戦していくという戦略をとっています。他社と比較して事業は2本柱になっていますので安定感はあるのかもしれませんが現状目立ったヒットタイトルをリリース出来ている訳ではありません。

テーマ銘柄の業績推移まとめがシリーズ化してきていますが、今後も定期的に業績推移を確認していきたいと思います。

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